今は箱の中ですが

"籍を入れる前、夫とは半年間ほど同棲をしていました。
当時夫には借金がたくさんあって、家計は火の車状態。
当然、結婚式や結婚指輪などもらえるとは思っていませんでした。
やはり結婚している証のようなものですし、若かったのもあって、指輪はペアリング程度で良いので欲しいなと思っていましたが、家計の状態からは言い出すこともできずでした。

ある日、夫が珍しく買い物に行こうと誘ってきました。
いつもはその辺の公園や川沿いをぶらぶらしたり、買い物にいっても本当に見ているだけ。
必要最低限の物以外は買わないようにしてきましたから、今回もウインドウショッピングだろうと思っていました。
連れて行かれたのはデパートで、しかも指輪を売っている場所でした。
夫は「どういうのがいい?」と聞いてきますが、冗談だと思っていた私は、すごく高価なブランドを差したりして笑ってすませていました。
しかし、夫はなかなかそのフロアを離れようとしないので、どうしたのかと思って聞いてみました。
すると、「籍を入れるんだから結婚指輪はまともなのを買ってあげたい」との返答。
そのために、貯めていたお金があると。
今の私なら、そんなお金があるなら、早く借金返済にと怒ったかもしれないですが、当時は結婚に憧れもあったので、単純に嬉しかったです。

今は育児や家事で傷がついたりするのが嫌なので、外していることが多いですが、たまに箱をあけると当時を思い出して夫の優しい気持ちに触れています。

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